JA共済の年金・ライフロード
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JA(ジェイエイ)というのは、農協の全国統合ブランドだ。
農業というのは、春先に農協から融資金を受けて、それを元に半年間様々な農産物を作って商売する。
なので農協には昔から、様々な金融機能があって、共済としてはJA共済がある。
このJA共済にも、年金プランがある。
都道府県単位の地方共済では、年金プランはなかなか組み立てられないから、全国規模のJAだからこそできることやね。
でこのJA共済の年金プランは、予定利率変動型年金共済 ライフロードという。
年金プランとしては2種類あって、
- 終身年金タイプ
- 定期年金タイプ
ライフロード、終身年金プランの概要
JA共済の年金プラン・ライフロード。
終身年金タイプは、生涯にわたり年金を受け取れるタイプだ。
保証期間は現時点では15年となっている。
年金受け取り開始後、万一死亡してしまっても、15年間は遺族に年金が支払われる仕組みだ。
これは終身保険の場合、掛け金総額が大きいので、年金受け取り開始後すぐに亡くなると、大損してしまうと言う状況を亡くするための措置だ。
終身保険だから、15年以上長生きしても、もちろん死ぬまで毎年年金を受け取る事ができる。
しかも実は、変動制なので、長生きすればするほど、受け取る年金額も増えていく仕組みになっている。
もちろん、年金受け取り開始前に亡くなった場合は、死亡一時金が支払われるから、掛け金がムダになる事はない。
なお、年金の掛け金を10年以上払い込んでいると、年金控除という控除が認められるので、税制上も多少有利になる。
ライフロード・定期年金プラン
JA共済の年金プラン・ライフロード。
終身プランの他にも、定期年金プランが用意されている。
こちらは年金の受取期間が、5年・10年・15年という風に選べるタイプだ。
終身保険は被保険者が亡くなるまでずっと保証が続くが、こちらは有期の年金プランだ。
国民年金などに加入していて、70才から国民年金が受け取れるが、それまでの60から69までの間は、別の年金が欲しいなと言う人向けだ。
こちらも逓増式で、毎年の受取額は少しずつ増えていく。
資産もあるし、老後は別にそれほど困らないので、少しだけ年金があればいいなというタイプに向いているかも知れない。
終身保険のメリットは、死ぬまで年金が受け取れるという事だが、その分掛け金が多くなる。
それほどは払う必要を感じない場合は、定期年金プランでも良いだろう。
持ち家があって、毎年、肉体労働をしなくても利益を生み出してくれる資産があるなら、そちらの方が良いだろうね。
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