シニア保険は、告知義務がないモノが多い
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シニア保険は、50歳以上の中高年向けの、簡単な手続きだけで加入できる保険のことを言う。
以前は年齢や健康上の問題などから保険の契約更新ができなかった場合が多かった。
が、65歳以上の人口が20%を越える超高齢化社会となってしまった日本では、そういう層に向けた保険も必要になってきたという事だろう。
シニア世代は一億3千万人の2割だから、2600万人もいる。
しかも今後、この世代は2030年まで増えていく。
だから保険会社もこの層に向けての保険商品をどんどん出しているわけだろう。
ただ告知義務のない保険というのは、一般的に告知義務のある保険より掛け金が高くなる。
告知義務がないと言う事は、それだけリスクが高い人が集まるので、どうしても掛け金が高くなってしまうわけだ。
しかし50を過ぎたら既往歴のないひとの方が珍しいから、選択肢は無いのかも知れない。
とすると、毎月の保険料が安くなる50才台の初めから加入しておいた方が、実は負担は軽かったりする。
シニア保険のタイプ
告知書の提出なく加入することができるシニア保険には、大きく分けて死亡保障型と医療保障型がある。
死亡保障型のシニア保険の場合、加入者が死亡したときのみ保険金が支払われる。
保険料の払込は生涯続くタイプもあるし、85才で終わるモノもある。
これは保険会社や保険のプランによって違う。
ただ加入時期が早いほど、毎月の保険料は安くなるから、入るなら早いほうが良さそうだ。
一方、医療保障型のシニア保険は、病気や怪我の保障、入院、手術に対する保障がメインで、死亡給付金がないプランも多い。
年を取ると病気をするのは当たり前のようなものだから、入信したときに受け取れる保険金は、かなり安めだ。
それだけ保険金が給付される頻度が多いという事なんだろうね。
死亡保障のみ、入院保障のみというタイプも多いので、どういう組み合わせが良いか、シニア保険は比較する必要がある。
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