老後の生活費、その内訳は?

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老後生活費は、月々約23万円。

 

これは世帯主が60歳以上の高齢無職世帯の調査平均だ。

 

ただこの23万円の内訳は平均なので全ての世帯にあてはまるわけではない。

 

金額ベースで考えてみる。

 

  • 食料費24.3%→5万6千円
  • 住居費7.2%→1万6千円
  • 光熱費8.6%→2万円
  • 保険・医療費5.8%→1万3千円
  • 交通通信費9.7%→2万2千円
  • 教養娯楽費11.7%→2万7千円
  • 交際費13.5%→3万1千円

老後は交際費がふくらむ?

この結果を一つ一つ考えてみる。

 

2人家庭で食料費5万円というと、多少高いような気がするが外食費なども含まれていればこんなモンだろう。

 

住居費1万6千円は、かなり低い数字で、これはもうかなりの割合で、持ち家に住んでいるということだろうか。

 

調べてみると平成20年では、勤労世帯の持ち家率はなんと74%もある!だから妥当なところか。

 

光熱費2万円は、普通の家庭並み。

 

保険・医療費1万3千円は、少し安いような気がするが、高齢者の保険料が安く設定されているので、こんなものか。

 

教育費は、ほぼ0だ。

 

子育ても終わっているという事だろう。

 

意外なのが、交通費や交際費が大きいってことだ。

 

つまり老後生活というと、

  • 家を建ててローンも終わった
  • 子育ても終わった
  • 健康は自分なりの方法で維持している
  • ヒマが多いから、遊びによく行っている
というような状態なんだろうね。

 

逆に言うと、家賃を払っている人は、そんなに遊びには行けない事になるね。

 

一方、単身の無職世帯の生活費はどうなっているかというと、約16万円だ。

 

平均収入は約13万円ほどで、やはり3万円ほど毎月不足している。

 

全体として約7万円少ないわけだけれど、出費の内訳の割合は、そんなに変わらないのが不思議だ。

 

住居費は少なく、交際費は多い。

 

老後というのはやっぱり、娯楽と交際で過ごすモノのようやね。

 

となると、老後趣味というのも大事になってくるね。

 

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