海外旅行保険は、値段で選ぶな!
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今回は、海外旅行保険の話だ。
海外でのトラブルというのは、思ったより怖い。
と言うのも、海外というのは文化が全く違う。
言葉も現地人でないと、微妙なニュアンスはわからない。
だいたい腹が痛くなって病院に行ったとしても、痛みをどう表現するかなんて、なかなか難しい話だ。
こう言うときには、日本語で相談できるサービスがないと、年寄りには心許ない。
だから日本語で対応してくれる旅行保険のサービスは、いざというときに頼りになる保険だ。
できれば一日中日本語で対応してくれる保険を選び、世界のどこからもサービスに連絡が付くのがいい。
サポートデスクの事務所やサポート体制が整っている事が海外旅行保険の大事な部分であり、場合によっては、担当者に直接会って相談できるといい。
海外旅行保険は、価格で選ぶより、サービスで選ぶものだ。
老後の海外旅行は、保険会社を使う可能性が高い
老後の海外旅行となると、長期旅行になる事も多い。
現役時代は仕事の関係で、一週間休むのも大変で、しかも休めるのはゴールデン・ウイークとか、お盆休みとか、暮れくらいしかなかった。
しかしリタイアしてしまうと、旅行など何週間でも行ってられる。
そうなると逆に、海外でトラブルに遭うリスクも高くなる。
年寄りはひったくりに狙われやすいし、お金持ちだと思われて誘拐に遭う事もあるだろう。
体調の急変もあるだろうし、持病が環境の変化で悪化することもある。
なので年を取ってからの海外旅行は、旅行保険会社のお世話になる頻度が多くなる。
だから病気に応じた病院を紹介してくれたり、事故などの際に呼ぶ弁護士の手配、そういうサービスが充実している保険でないと、加入する価値はないといえる。
なお、旅行先で保険会社のサポートを受ける場合には、契約番号や補償内容の確認が必要となるので、保険証券(とコピー類)は必ず持参しよう。
最近は、インターネット経由でも旅行保険に入れるが、その場合は契約番号などが表示された画面や、連絡先などを何枚か印刷しておこう。