老後で一番大事なのは、お金!
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老後の不安にも色々ある。
一番大きな不安は、なんと言ってもお金だろう。
元気で働ければよいが、いつ病気になるやも知れないし、いつ事故に遭うかも知れない。
そうなると大事なのが、老後のお金になる。
お金があれば、大抵のことは解決するし、子供や孫も、家に寄りついてくれる。
逆に、お金もモノもくれない年寄りなんて、誰も見向きもしない。
一人孤独に老後を過ごすことになり、最後は人知れず死ぬことになるかも知れない。
となると、老後のお金ほど重要なモノはない。
お金のない老後は、悲惨だ。
ところが年金など、当てにできない世の中だ。
年金をもらえたとしても、7〜8万円もあれば上出来と言うことにもなりかねない。
だいたい年金制度というのは、そんなにうまく考えられた仕組みではない。
当初は積み立てたお金を運用して、それで年金を支払う予定だったのに、支払うための資金が不足しだして、結局、現役世代が年寄り世代を養う形になったのだ。
老後に必要な月25万なんて、まかなえるはずもない。
頭と身体は使わないとさびる
そして、お金とともに心配なのが、ボケだ。
アルツハイマーや健忘症、認知症などと、病名は色々あるが、要するに「ボケ」である。
ボケると本人は困らないが、周囲が困る。
ボケないためには、自分で自分自身の生活を見るという環境に身を置くのが一番だ。
ボケても困らない環境なら、ボケはどんどん進んでしまう。
自分のことは全て自分でやらなければならない環境なら、ボケは則、死を意味するから、脳も必死でボケないように働く。
ウチの父親など、八十すぎてもぴんぴんしている。
お金は株式投資で稼いでいるし、毎日自転車を押しながら2キロも3キロも散歩してくる。
近くに身内はいるモノの、一人暮らしだから、食事の用意も下の世話も自分でせざるを得ない。
そういう環境だからこそ、ぴんぴんしているといえる。