日本人の老後は、2,30年!
日本人の平均寿命は、男性が79才、女性が86才。
しかも50年後はさらに伸びて、2050年頃にはさらに延びて、男性83才、女性は90才になると予想されている。
なので一般に「老後」と呼ばれる期間は、生存していれば誰にも2〜30年ほど訪れる事になる。
老後の生活、どうしよう。
老後のお金、どうしよう。
老後の住まい、どうしよう。
老後の暮らしをあらゆる角度から考えてみる。
で、まず気になるのが、老後の月々の生活費だ。
総務省の平成20年の家計調査によると、高齢者世帯に必要な生活費はひと月、約23.5万円だということだ。
これは世帯主が60歳以上の無職世帯セクターの調査平均だという事だが、23万円の内訳は、
- 食料費24.3%
- 住居費7.2%
- 光熱費8.6%
- 保険・医療費5.8%
- 交通通信費9.7%
- 教養娯楽費11.7%
- 交際費13.5%
老後の生活費は、月々24万円
統計によると、老後の生活費は月々24万円弱かかっているということだ。
それに対して収入は約18万円で、平均しても月4〜5万円不足だと言う事だ。
この不足分は、金融資産の取り崩しで賄われているとあるので、年金を毎月15万円程度受け取っている世帯でも、一年間で約50万円ほど、貯金や資産が減っている計算になる。
一方、生命保険文化センターが行った調査では、ゆとりある老後を送るための生活費としては38万円ほど必要だという計算になったようだ。
この15万円の増加分は生活必需品のお金ではなく、ゆとりのための費用だ。
費用の中身としては、
- 趣味や教養
- 旅行やレジャー
- 日常生活費の充実
- 身内とのつきあい
24万円のうち、交際費は3万円になっているので、ここの部分が大きくなるのが「ゆとりある老後」って事になるらしい。
となると、リタイアプラン/老後計画の目指すゴールは、第一目標が月々24万円の生活でありそこからいくら上積みできるかって事だ。
そのためにやらなければならない事は、一体何だろう。
それをこれから考えよう!6.html">老後の生活費