『額に汗して働く』は、お金持ちの道楽?
老後の仕事。
若い頃は、額に汗して働く事が大事だと教えられたように思う。
だから不労所得(資産所得)など、とんでもない話だと思っていた。
昔、韓国などでは科挙に通って土地持ちになって、
遊んで暮らすのが理想の人生だという考えだというのを読んで、
憤慨した記憶もある。
しかしいざ実際に年を取って体の自由がきかなくなってくると、
不労所得というのがいかに有り難いかという事がわかってくる。
「額に汗して働く」というのは、確かに重要な考えだが、
元々はキリスト教のプロテスタント的な考えで、
神が人々に労働を課した。だから労働こそ神の救済であるということだ。
だからこそアメリカやイギリスでは、富豪の子供でも働く。
働かないと、神の救済が受けられないわけだから。
もちろん日本でも江戸時代に、石田梅岩の石門心学(せきもんしんがく)という
教えが流行した事があって、こちらも勤勉こそが人生だという考えだ。
武士には武士の仕事があり、百姓や町人にはそれぞれの仕事がある。
これをきちんとこなす事こそが人生であり、正しいのだ。
これはこれでいいのだろうが、問題は生活だ。
不労所得を否定すると、老後の人生は暗いね。
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